そうめん・ひやむぎの違いと、ごま油
素麺(そうめん)と冷麦(ひやむぎ)の違いを知ってますか?
現在、JAS規格では、機械麺の場合、
◆直径1.3㎜未満 そうめん
◆1.3㎜~1.7㎜ ひやむぎ
◆1.7㎜以上 うどん
とされています。太さがポイントなんですね。
でも本来、手延べでつくっていたころは製法がポイントでした。
小麦粉に食塩と水を混ぜてよく練った生地を
◆食用油を塗りながら引き延ばし熟成させるものがそうめん
◆薄く打ち伸ばしてから細く切るのがひやむぎ
という違いがあるんです。
ひやむぎの作り方はうどんと一緒、ということですね。
そうめんを作るさいに使われる食用油には、
ゴマ油が使われることも多いです。
でも、ゴマは食物アレルギー物質の表示義務対象から外れているため
ただ「植物油」と記載されていることが、ほとんどなんです。
今ではゴマアレルギーと判っている次男ですが、離乳食のころ、
うどんは好きなのに、そうめんは嫌がって食べませんでした。
とても不思議だったのですが、今思えはゴマ油に反応していたんですね。
離乳食にも手軽と紹介されることも多いそうめんですが、
アレルギーを発症させないためにも、消化器に負担をかけないためにも、
赤ちゃんには油を使わずに作る、ひやむぎの方をおすすめします。
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