ゴマアレルギーだったの?わすれちゃった
8才ちび弟の冬休みの宿題で、自分の小さいときのことを家の人に聞いてみよう、という宿題が出ました。
ちび弟って小さいころ、ゴマアレルギーで、ごまを食べるとかゆくなるから食べられなかったんだよね、って言ったら、「なにそれ、ウソー??」ってびっくりしてました。
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ちび弟のゴマアレルギーが判ったのが二才半、寛解したのが四才半の時。
ごまを誤食すると二日後くらい、ごま油の場合はすぐに、肌がかゆくなり、喉が痛くなり、咳やくしゃみ、高熱や鼻水・鼻血が出て、食欲も落ちて一週間ほど調子を崩す、という状態でした。
自宅ではごまを使わず、保育園でもごまを除去した給食を用意していただいていました。
抗アレルギー剤のザジテンも朝晩飲んでいました。
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えっ、ゴマアレルギーだったの忘れちゃったの?
「うん」
ごま食べると熱が出たり、かゆくなっちゃったりしたの、覚えてない?
「しらなーい」
ごませんべいも、ふりかけも、肉まんとか、お店のラーメンとか食べられなかったの、忘れちゃった?
「えーナニソレー(笑)」
ちび兄は覚えてる?
「うん、ちび弟がごま食べられなかったの、覚えてるよー」
あ、じゃあ、注射器で血液とって検査したのも忘れちゃった?
「・・・それはおぼえてる(苦い顔)」
あー、それは覚えてたかー、すごくがんばったもんね・・・。
「うん」
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4才半の最後に受けた血液検査のことは記憶に残っていたようですが、それ以外のごまアレルギーと除去の記憶はすっかり無くなってしまったようです。
毎日気を張って食事の支度をしてたのは、保育園の先生方や私で、ちび弟じゃないですしね。できるだけ気をつけて除去していたので、誤食してアレルギー症状を起こすこともめったになかったし。
でも本人、ごまはたべられない、って自分で分かってたし、警戒してたし、口にも出していたのになぁ。
しんどかった記憶も、忘れるものなんだなぁ。って、ちょっとほっとして、よかったな、って思ったんです。
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