ちびこといっしょ

二歳差・保育園卒・小学生のちび兄弟。育児と仕事と日常の話。ゴマアレルギーも。

乳幼児育児がつらいのは自分のしたいことが常に中断されるから

読みました。

「子育てを大変だと感じる本当の理由」

”自分のしたいことを
自分の意思に反して途中で他者によって遮られること

そして自分がやりたいことをしている途中で
予定外に別のやらなければならないことが次々に舞い込むことが

こんなにフラストレーションが溜まるものだということを

私も
子育てをするまで知りませんでした。”

そうなんだよな、と。
赤ちゃんやちびっこに、何かをしようとしている最中に、常に中断させられることがストレスなんだな、と。

寝不足でも自分の好きなことをしていて寝ていないときと、他者によって予測不能にぶちぶち切られる睡眠不足では、しんどさが全然違う。

何かをしていて、区切りのいいところまで終わったら中断して、違うことを始められるのと、無条件にその瞬間に作業を止めなくてはいけない状態がいつも続くのとでは、中途半端な気持ち悪さが、全然違う。

これをしよう、これを終わらせようと思いながら一日中、中断されまくって、中途半端にいろんなことをして、とっちらかったまま終わらず、何一つ自分の満足のいくように仕上がらず、夜帰ってきたパパに、一日中何してるの?要領悪いんじゃない?なんて言われちゃったら、もう泣きたくなるか腹を立てるかしたくなります。

気晴らしをしようと家族で外食に行っても、パパはのんびり自分の好きな料理を一人で食べていて、ママは子供の世話をしながら、子供の食べられるメニューの残りを急いで食べる。ぐずり出したらママと子供だけで途中でお店を出たりして、ちっとも息抜きにならない。なんてことで、余計にストレスが溜まってしまったり。夫は行動を変えていないのに、自分だけが我慢しているって思ってしまったりするんですよね。

私は子供と一緒にお風呂に入って身体を洗うことさえままならないのに、夫はゆっくり一人で湯船につかっている。
私がトイレに入ると、すぐにどんどんドアを叩かれて、ママーって泣かれるのに、夫は好きなだけトイレでのんびりしている。
なぜ夫だけ自分のペースで動けるの?ずるい。不公平。

夫は今までと同じ行動をしているだけ、むしろ、気もつかっているし、我慢もしているのに、妻がなぜ不機嫌なのか分からない。妻もうまく説明できない。

小さな欲求でさえも常に中断され、やり遂げたという達成感を感じられない毎日。

私の子供たちが乳幼児だったとき、仕事に行くと
・集中して一つの作業を終えることができる
・電車でいつ子供がぐずり出すか気を張らずぼんやりできる
・お昼ごはんを座ったまま中断せずに食べられる
・トイレに行きたい時に落ち着いて行ける
ことが、夢のように嬉しかったのを覚えています。

他者を気にせずに、何か一つのことに集中できる時間。
これって必要なんだと思うんですよ。
小さな子供だって、黙々とレゴを組んでいる時に邪魔されたら怒ります。大人だって、邪魔されずに何かをする時間が、たまには欲しいと思ってもちっともおかしくない。子育て中であっても。

私も、子供が小さくて仕事もまだしていない頃、よく一人になる時間が欲しい、と思ったものですが、そして、そのことにどうしても罪悪感を覚えたりしたものですが、一人になりたい、は、子供から離れたいというよりは、自分の思考や行動を予測無く途中で遮られることのない時間を持ちたかったんだなぁ、と、この記事を読んで、改めて気づいたのです。

それは母親が未熟だからではないと思うんですよね。一人の人間としての欲求。

読書も趣味も家事も細切れに中断されるのが嫌で、子供の相手と児童館へのおでかけと、最低限の家事とネットサーフィン以外は、諦めて何もしない時期もあったなぁ。子供がベビーカーでお昼寝している時間だけが、たいしたことはできないけれど、唯一、心が安らぐ時間でした。

ちょっと待っててね、ママ、ここまで終わらせちゃうから、が通じるほど大きくなると、とても楽になります。うちの子供たちの場合だと4歳くらいだったかな?
さらに、小学生になると、夏休みは子供が毎日いてイヤになっちゃう、って話を周りのママと笑いながらできるようになるんですよ。

赤ちゃんのママへ伝えたい10コのコト。

♪ こちらもどうぞ ♪

離乳食バトル 日々の生活のnoriさまが、 息子さんの食べ散らかしとバトル中、っていう記事を 読みまして、そういえばそんな長い時期もあったなぁ、 と、遠い目で思い出してしまいました。 私はもともと、毎食の調理はしたくない派なのですが...
自分が子育てに向いてないと悩むママへ... 世の中にはいろんな赤ちゃんや乳幼児がいます。 活発な子、いつもにこにこの子、 のんびり穏やかな子、常に泣き叫んでいる子、 ママべったりの子、素早く動き回ってる子、 キーキーかんしゃくを起こしている子、 近くの子に噛みつ...
ママ24時間365日営業中 あなたの旦那さんや、お子さんや、大切な友人が 土日も関係なく毎日出勤して、深夜残業も頻繁にあり、 しかも、夜中だろうが早朝だろうが、 しょっちゅう会社から電話がかかってくる、 そんな仕事をしていたら、心配になりませんか?...
溶けていく怒り 今、長男は6歳、次男は4歳。 私は、今でも、長男の授乳期、専業主婦だった頃の ことを考えると、胸がぎゅうっと苦しくなって 涙が流れたり、怒りに包まれたりします。 当時は、ただ、無感情になってしまったような 自分をおか...
子供が可愛いと思えないほど疲れ果て追い詰められる母親たち... 赤ちゃんが可愛いと思えない。 子育てに向いてない。 育児疲れ。寝不足。しんどい。孤独。 そんな風に悩み、泣く赤ちゃんを抱っこしながら、携帯やスマホで このブログに検索して訪ねてきてくださる方が、たくさんいるのです。 ...

♪ Pick up items ♪ スポンサードリンク
持ち手付き財布 IH ご飯土鍋 フィルムミラー 北欧紅茶
すこやかふりかけ エーラベルカレー 焼肉のたれ 鴻巣ラーメン

コメント

  • ものすごーくわかります。
    子供たちが小さかった頃は、いろいろ諦めてたこともあります。
    うちはいまだに、外食では自分の分は注文しないことが多いです。
    だいたい、子供たちの残りを食べる感じですね。

    今、子供たち2人とも家にいますが、
    2人で遊んでくれてるので、こうやってPCの前にいます。
    大きくなったんだなぁ、って凄く思いますね。

    子供を主人に頼んで、自分の友達に会うことになった時、
    なぜかとっても罪悪感があったんですよね。
    主人は、仕事帰りに飲みに行って、罪悪感を感じることがあるんだろうか?
    なんて、その時は思ったりも・・・。

  • 兄弟で遊ぶから楽だよー、って言われて、
    けんかばっかりでどこが楽なんだ?って思ってたけど、
    ようやく二人仲良く遊べるようになりました。けんかもしますけど。
    その間に私も好きなことができるようになって、子供って、
    大きくなるもんだなぁ、ってしみじみしちゃいます。

    外食は、自分が食べたいものより、子供が食べられるか、って
    ところで選んだりしてましたよね。
    少量メニューで調整できるようなお店は嬉しいですよね。

    子供と離れたいと思う時の罪悪感って、なんなんでしょうね。
    気軽に子供と別の時間を持てるようになることで、
    結果的に、毎日の生活も楽しく過ごせるようになるんだとは思います。

    最近は夜のお出かけもできるようになりました♪
    今は、夫と子供たち三人だけで過ごす時間も増えて、
    やっぱり、子供と一緒に過ごすことに慣れるまでには
    時間がかかったなぁ、って思い返したりします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です