学校行きたくない、と、給食
小一のちび弟が、寝る時に「がっこういきたくない」と
言いました。ありゃ、めずらしい。
「どうしたの?何かイヤなことあった?」と聞いても、
「いきたくない!」と繰り返すだけ。
ちび兄の場合、何か避けたいことがあると、言い方を変えつつ
どうしてイヤなのかを説明するのですが、ちび弟の場合は、
ひたすら同じ言葉を繰り返すのですよね。
「お友達とけんかした?」
「ちがう、いきたくない!」
「先生に叱られた?」
「ちがう、いきたくない!」
・・・?なんだろう?そういえば、この間、給食残しちゃった
って言ってたな。
「食べるのが遅いから?」
「・・・えっとね、おひるやすみがなくて、よじかんで
おかえりならいいのに」
(ビンゴ!)
「給食を食べ終われなくて、お昼休みもずっと食べてるの?」
「うん。ほかにも、おひるやすみにたべてるひともいる」
「そっかー、じゃあ、連絡帳に給食少なくしてください、って
書いておいてあげるよ、それでいいでしょ?」
「うん。かいといて」
*****
翌朝、連絡帳に「給食が食べきれなくて学校に行きたくないと
言っているので、減らして様子を見て頂けませんか?」と
書いて持たせたら、担任の先生から、とても丁寧なお返事が
返ってきました。
・減らすのはもちろんOK
・お昼休みに続けて食べている子にも、しばらくしたら
ごちそうさまするように声かけしている
・ちび弟くんは、それでも食べ続けていることがある
・行動がワンテンポ遅いので、クラスの子に遅れがちで
それも学校に来たくない原因かもしれない
・・・確かに、朝ご飯のときも、時間がないから途中で
やめて、ごちそうさまして、って言っても、そのまま
食べてることがあるよなぁ。
・・・宿題の様子を見ていてもよくできているし、先生からの
連絡もしっかり理解できていると思って安心していたけど、
行動が遅いのかぁ、実にちび弟らしいな。でも、たぶん本人は
そこは気にしていないような気がする。
ちび弟自身は「きょうは、きゅうしょくぜんぶたべられたよ!」
と、にこにこしていました。
*****
翌日、再度、連絡帳に書きました。
・休み時間に残って食べるのが苦痛というよりは、
全部食べきれないのがたぶんいやなのだと思う
・学習の理解は問題なく心配していないので、行動が
遅いのは、あまりせかさず見守ってほしい
・給食が全部食べられたと、とても嬉しそうだった
その日、ちび弟は元気に帰ってきて、「おさかなのほねが
あって、ぜんぶたべられなかったー」と、少しだけ
残念そうにしていました。でも、ゴキゲン。
やっぱり、給食が原因だったんだなぁ。減らすお願いを
連絡帳に書いてみてよかった。
連絡帳に元気になりました、ありがとうございました、と
もう一度お礼を書いたら、先生からもよかったです!と
返ってきました。
*****
普段は連絡帳に書き込んだりはしないんですけど、先生に
相談してみてよかったなぁ、って思いました。普段の学校
での様子も分かりましたしね。
やっぱりマイペースに過ごしてるんだなぁ笑。
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コメント
うちの子供たちと似てるかも。
息子は、食べるのも遅いし、苦手な物も多いから、
給食はとてもネックで、年少さんのころはよく、
『給食食べたくないから行きたくない』と。
そのこともあって、今回の転園で公立にした、ってのもあります。
お弁当なら、そこそこ調整できますから。
まぁ、あまり甘やかすと、今度小学校で困るんで、
必ず1品は苦手な野菜を入れる、って約束ですが。
娘が1年生のころには、
給食を配り終えたあと、『減らしたい人』を募ってました。
自分で、無理だと判断したら減らしてもらえる、ってことのようで。
娘はいつも減らしたい人だったようです。
ちび兄のクラスでは、配膳の後に減らす時間っていうのがあるらしいのですよ。
二年生になったら、そうなるといいなぁ。
イマドキは、残さず食べなさいと強制されることはないようですが
やっぱりピカピカに食べ終わって、みんなとごちそうさましたいですよね。
お子さんのためにお弁当園を選ぶ心姫さん、偉いなぁ。
こんにちは。
今時は残さず食べなさいと強制されることはないんですね。
担任の先生にもよるのかも知れませんね。
私が小6のときの担任の先生は牛乳が飲めなくて、
飲みたい子に毎日配ってました。
自分が残すものだから、生徒にも強制はしなかったですね。
好き嫌いじゃなくて、いやがるものは発覚していない食物アレルギーだったりする
場合もありますからね。
先生もひょっとしたら、体質的に飲めなかったのかもしれないですね。