ひつじさんの傘
千葉県船橋市、今日は雨降りです。
年中次男が、傘を差したいと言い張るので、
カッパ上下を着せて、さらに、
自転車に傘を積んで登園しました。
保育園の前まで来たら、自転車を降りて
傘を差し、門から建物まで、てくてく歩きます。
イマドキの傘は、一部分が透明のビニールで
出来ていて、そこから前が見えるので、
歩きやすくなってます。
建物についたら、傘立てのどこに刺すか
次男は、すごく迷って、やっぱりダメだ、
とか、つぶやいているので、
お母さんが持って帰ろうか?って聞いたら、うん、と。
大切だから、心配で置いておけなかったんでしょう。
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そして、突然、思い出しました。
うすいピンク色のひつじさんの傘のこと。
私が、小学生の頃、使っていた、お気に入りの傘。
全体が、ピンクと白のギンガムチェックで、
ふちが、ぐるっとピンク。
そしてそこに、小さな羊さん達が何匹も
ぐるりと置かれていて。
雨の日が楽しみで、大切に大切に使って。
とうとう、破れてもいないのに
生地が薄くなって、雨漏りするようになりました。
防水スプレーも役に立たなくなり
泣く泣く、使うことを諦めた記憶があります。
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私は、子供たちに、物を大切にする、ということを
今一つ教えてあげられずにいます。
それは、私の子育ての中で
すでに大きく反省していることの一つです。
これから、彼らには、たくさんの「大切」に
出会ってほしいなぁ、と思っています。
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