溶けていく怒り
今、長男は6歳、次男は4歳。
私は、今でも、長男の授乳期、専業主婦だった頃の
ことを考えると、胸がぎゅうっと苦しくなって
涙が流れたり、怒りに包まれたりします。
当時は、ただ、無感情になってしまったような
自分をおかしい、何かまずい、と思っていただけだったんですが。
多分、寝不足と、授乳ホルモンがアンバランスだったために、
育児ノイローゼになりかかっていたんだろうと、思います。
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少し前、育児中のパパの中で、
子供のためなら、いくらでも徹夜ができる、
と言い切った方がいらっしゃいました。
私は、夫に、
「いやー、子供のために徹夜なんて
3日でも無理だわー、寝不足、おかしくなるもん」
と言った後、ふと、
「ねえ、私、あの頃おかしかったよね?」
と、聞いてみました。
すると、夫は、
「うん、生き返ったよね」と、一言。
そして、とても嬉しそうに笑ったんです。
その一言を聞いて、
笑顔を見て、
ただ、それだけで。
私の中の怒りや哀しみが、ふーっと
溶けていくのを感じたんです。
ああ、分かってくれてたんだって。
ああ、この人と、結婚して、よかった、って。
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先日、Twitterで、
妊娠・出産・育児のトピックをつぶやく、発言小町の非公式Bot、
Kosodate_Wadai (子育ての話題)さんから
フォローしていただきました。
何気なく、フォローし返したのですが、
新しいトピが立つたびに、
来るわ来るわ、育児お悩みタイトルが
どんどん飛んできます。
さすがに、読み切れないので、タイトルを
追うだけですが、それでも、しんどいので
もう、フォローをやめちゃおうかと、思ってたりもしています。
でも、それだけ、子育てに悩んでいる方が
たくさんいらっしゃるんだな、と。
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私は、自分に起こることは、
すべて何か意味があると思っています。
孤独な赤ちゃん育児に悩んだことも、
次男のごまアレルギーも、
きっと、私が、何かを誰かに伝えるために
起きたことなんだろうと。
私は、きっと、これからも、私にしか書けない記事を
悩んできた私だからこそ書ける記事を
怒ったり、泣いたりしながら、書き続けるんだと思います。
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たった一言で、人をとても怒らせたり、
哀しませたりすることがある。
反対に、たった一言だけで、すべてを許してしまえるような
気持ちになることもある。
だから、私は、これからも、想いを伝えていくことを諦めない。
諦めないで、真剣に、書き続けようと、思っています。
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なんだか、何が言いたいのか
まとまりのない文章ですが、これが私の、今の気持ち。
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