ゴマアレルギー血液検査
2歳半の夏に、次男のゴマアレルギーが発覚して以来、
自宅、保育園ともに、ごまを完全除去してきましたが
年中になる年度替わりで、
アレルギー調書を再提出することになりました。
4歳になる次男。これを機会に、血液検査をして、
数値が今、どういう状態にあるのか調べることにしました。
1年半前の判定は、クラス1。
けして高いわけではありませんが、
ごま製品を摂ると、高熱、咳、鼻水、かゆみなどの
症状がでていました。
ちょうど一年前に保育園の給食で、
のりたまふりかけを誤食したきり、
大きなアレルギー症状は出すことなく一年が過ぎ、
肌荒れも以前より減って、ひょっとしたら
少しはよくなったのではないかと思いつつ、
怖くて食べさせてみる気にもならず。
次男を何日かかけて、血液検査を受けてみようと
少しずつ説得し、ベイブレード最強ブレーダーセットを
買ってあげると言ったところ(ダメ親)、急に
うん。やる!と、きりり。
保育園帰りに、そのままいつもの小児科に連れて行きました。
*****
さて先生と血液検査の相談です。
「ごま」と一緒に、血液量が足りれば
ごまアレルギーとともに症状が出やすく、
次男の食べたがらない「キウイ」と、
2年前に食べた時、顔がぼこぼこに腫れて
吐いて大変だった「いくら」も
一緒に検査していただくことにしました。
採血を担当して下さったのは、
一年半前にも担当して下さった女性の看護士さん。
前回は、腕で採れず、腿の付け根に
途中で切り替えた経緯があります。
できれば、一回で採りたいと、
腕をしばり、慎重に血管を探す、看護師さん。
次男は、私の膝の上。
長男は、周りをうろうろしています。
病院の方針で、採血の時は部屋から保護者を
出してしまうところも多いようですが、
うちの小児科は、おかあさんも、ご協力ください、
という方針です。
次男が頑張るんですもの。私も頑張りますよ。
身体だって、腕だって押さえます。
右腕で、採れそうということになり、採血前に
もう一人の看護士さんが応援に来ました。
*****
腕に針が刺さったとたん、
いたいっいたいっと痛がる次男。
でも、じーっと、できるだけ腕を動かさないように
頑張ってます。
でも、血が、少し出たところで、止まってしまいました。
ぐーぱーしても、針を動かしても、出てこない。
もー、ぬいてよー。と、訴える次男。
皆でため息をつきながら、針を抜きました。
今度は、また、左腕で慎重に血管を探しました。
次男は、もういっかいはやだよーと
言いながら、仕方ないと思っている様子。
左腕に針を刺すと、今度は成功。
さっきよりは勢いが良く、血が出始めました。
そのとたん。
いたいっいたいっ!もうぬいてよー、と
次男が泣き叫び始めました。
動かないで、もう少しだから、と
膝の上の次男の身体と腕を押さえつけながら
私の目からも、ぼろぼろぼろぼろ涙が溢れてきました。
少し経ち、なんとか必要量の血液を採り終えて
針を抜き、止血しても、次男は、まだ痛いと泣いています。
私の涙も止まらなくって、看護師さんに
辛い思いをさせてしまってごめんなさい、と
謝られてしまいました。
いえ、いいんです、ありがとうございました、と。
*****
その後、ベイブレードを買いに行き、
ごきげんになりながらも、ときどき痛い、と
言っていました。
夜、寝るとき、今日はすごく頑張ったね、って次男に言ったら。
がんばれなかった。
ないちゃったし、うで、うごかしちゃったもん。
と。
頑張ったよ、ちゃんと。泣いちゃったって
良かったんだよ・・・。
ぎゅうっと抱きしめました。
検査結果は、一週間後。
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