本下水化工事にともなう家屋調査
現在、船橋市の一戸建てである我が家は、下水は、
自宅の合併浄化槽で浄化してから、下水本管に流しています。
浄化槽は建築時に、駐車スペースの下に、自費でつけました。
と言っても、全体建築費に最初から組み込まれていましたけど。
この浄化槽の管理維持費がけっこうかかるんですよね。
年3回の点検と、たまのくみ取り洗浄、害虫駆除。
船橋市では、この各戸での浄化が必要ない
本下水化が、順次進められています。
我が家の前の道路下でも、今度、本下水に移行するのための
下水管工事がおこなわれることになりました。
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この本下水工事をする前に、工事中の振動などで、
家屋や外構に被害が出た場合に補償をするための事前調査が
船橋市の負担で行われることになりました。
家の内部・外部の傾きや、亀裂などを
委託の民間業者さんが調査します。
うちでも先日、調査が入りました。
最初に、各部屋の寸法を測り、図面を作るという話
でしたので、建築時の図面をお見せしたところ
図面を作らずに済み、コピーをとってすぐ調査に入れました。
各部屋の窓枠の近くで、水平・垂直をはかり、
後は、天井や壁に、亀裂やひびがないかを確認、
天井・壁の写真を取っていきます。
この調査は、プライバシーの問題もあるので、
家屋内の調査は、お断りしてもいい、ということでした。
そのかわり、その部屋の補償はできないそうです。
写真も、主に天井側、床の方は撮らないという話でしたので、
結局、全部屋の点検に入っていただきました。
我が家は、壁に小さな亀裂が2カ所、
天井にうっすらとひびが二ヶ所、ゆがみはなし。
水平垂直のゆがみも少しはあるけれど、まったく問題には
ならない程度、ということでした。
家の外側は、塀に中のブロックにそって、
モルタルにうっすらひびが入っている程度、
浄化槽周りのコンクリートは、ほとんどひびは無し、
ということでした。
これが、工事後に広がった場合は、補償のための
調査にまた入りますが、家屋内では
ほぼその心配はないでしょうとのことでした。
あっても、塀や、外壁のひびが拡がるくらい、と。
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今回は、工事のための無料調査だったのですが
たまにはこうやって、家のゆがみや亀裂を点検してもらうのも
悪くないなぁ、ゆがみなどが、たいしてなくてよかったなぁ、と
安心しました。
さらに、最近、業者がよく回ってくるのですが、
本下水化したあとの浄化合併層の撤去工事は、自分で業者を決めて、
自費で工事するのか、ということもついでに聞いてみました。
「早めに決めてくれれば、かなり安くします、
図面を作らせてください」って、よく売り込みにくるんですよね。
うちでは、まだいいですってお断りしているんですが、
近所では、もう工事契約をしてしまった方もいます。
20万円位かかる工事になる予定です。
市の下水課の話だと、本下水管を設置しても、
各家庭で本下水を使えるようになるのは二年くらい先の話、
まだ工事契約はしない方がいいです、という話でした。
このへんでは、いろいろな修繕・清掃工事などの業者さんが
営業に来るのですが、口車にのせられて、
うっかりお金をつぎ込んでしまわないように気をつけないと。
ま、うちにはつぎ込むお金もないから、安心ですけどね笑。
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