ポケGOの夏が終わる
ポケモンGOの配信が、今年の夏でよかったねぇ、と友達と話していた。
もう少し、子供たちが小さかったら、きっとこんな風に夢中になって遊ぶことはできなかったから。
配信が開始した7/22にインストールして、その後、子供たちが夏休みで北海道の祖父母の家に遊びに行っているのをいいことに、仕事帰りにポケモンのいそうな場所に寄ってポケモンを集めまくった。
ちょうど貧血も治って、息切れせずに歩き回れようになったのもラッキーだった。
通勤電車の中では、ポケストップを回している。昼休みには、ジム戦をしたり、オフィス街の公園でポケモンを探す。
会いたいポケモンがどこにいるかTwitterで探し、出かける。ポケGOがなかったら、きっと行かなかった場所。
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自宅の近所では、目立たないように、ジム戦やポケモン集めは控えめにしている。人の多い駅の端っこではあまり気にせずにできるけど、住宅地には、いつも通りに日常を送る人たちがいるから。
ポケモンの巣と言われている場所に集まる人たちを見て、苦々しく思う人たちがいるのも分かる。はしゃいで大騒ぎする人たちも困るけれど、無言で大勢の人がうろうろ歩いているのも、ちょっと不気味だから。自分でやってても思うもん。
自宅近くでは控えめにしているトレーナーたちも、ポケGOを「お祭り」や「旅先」で、自分を知る人がいない場所だと思うと、羽目を外してしまいがちになるんじゃないかと思う。
たとえば、目に見えて分かりやすい「花見」や「花火」や「イベント」は一時的なものだと、住人も期間が分かって耐えることができても、いつ終わるか見通しが立たない、自分には理解できない理由で人が大勢、日常空間に現れるとしたら、なかなか堪え難いことなんじゃないかと思う。
自分にとっては特別なイベントに思えても、そこでいつも過ごす人には日常なのだと、忘れないようにしないとなぁ、と思っている。
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ポケGOは、そのうち、日常に溶け込んで、たまに盛り上がるイベントとなり、そこにあることが当たり前なように受け入れられていくのじゃないかと思う。
電車でスマホを眺める人たちが、最初苦々しく、そのうち当たり前の光景と受け取られていったように。
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ポケモン図鑑も126まで埋まって、ピカチュウにもカビゴンにもカイリューにも出会えたし、好きなコにはもうだいたい会えたから、これから手持ちのポケモンを相棒にして、地道に進化させて、130くらいまではいくかなぁ、とは思っているけど、ちょっと一段落かな。
会いたいポケモンのことをずっと考えて、探して、見かけたらどきっとして、影が見えて近くにいてもすれ違って会えなければ落胆して、もうこれは恋をしているんじゃないかと思うような夏だった。もう秋だけど、まだ暑いから。
このコンテンツに、この夏会えて、とても幸福だったと思う。
あの夏は、ひたすらポケモンGOしてたなぁ、って、後になってもきっと思い出す。楽しい楽しい、素敵な夏だった。
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コメント
うち今、131匹ですね~。
相棒が選べるようになったから、
これでアメが集められて、もう少し増えそうですね。
142匹が今のとこ集められる最大らしいですが・・・。
そういえばうちの近所でカイリューが出たとき、
普通の住宅街の道に人が集まってました。
たまたま通りがかった、おばあちゃん2人組が、
何事か?みたいな感じで・・・。
思わず話しかけて説明しちゃってましたよ。
うちの主人の母は、ポケモンは今まで知らなかったけど、
今回のゲームはニュースになってるから、
それでポケモンのことを知ってくれました。
今まで、誕生日プレゼントとかで子供たちが欲しがったのは、
このポケモンのぬいぐるみなんですよ、
って説明することができました~。
さっすが心姫さん、なかなかやり込んでますね!
横浜のあたりはいいポケモンがでそうです〜。
うちの近所にはカイリューのような激レアポケモンはでないので、
人が目立つほど集まるようなことはないですけど、
ちょこちょこやってる人はみかけます。
やってない人から見ると、目に見えないから、何事か?ですよねぇ。
私も始まった頃、ご近所さんに道端で会って、画面見せて説明しちゃいましたよ笑。