「ひまわり110番の家」と「いかのおすし」
『ひまわり110番の家』ってご存知ですか?
船橋市では、児童が身に危険を感じた時に駆け込みができる場所として協力していただいている、民家・商店などに、こんなプレートが掲示してあります。
実は私、子供が小学校に入ってPTA役員をするまで、このプレートのことをきちんと認識してなかったんですよね。校外部員として活動してみてはじめて、沢山の地域の方々が子供たちの日々の安全を支えてくださっているんだって気付いたんです。
雨の日も暑い日も、登校時の安全を身体を張って守って下さるスクールガードさん達、犬の散歩やお庭の手入れをしながら、それとなく子供たちの様子を見て下さっているシルバーさん達。自治会の方々。ひまわり110番の家を引き受けて下さっている方々。
学区のパトロールをしていると、それなりに危険だと思う場所は各所にあって、それでも子供たちが事故無く毎日を過ごせるのは、地域の方々の目があるからなんだなぁって、しみじみ思うんですよね。
ひまわり110番の家に駆け込みがあったという話は、この学区内では聞いたことがないのですが、通学路で怖い思いをしそうなときに、いつでも頼れる場所があるということが、児童たちに大きな安心感を与えていて、不審者への抑止力にもなっているのです。
***
夏休みを前に、子供たちに『いかのおすし』ってちゃんと覚えてる?って確認してみました。
「いか、は、いかない?」
「正解!」
「お、は、おさない?」
「ちっがーう、それ、防災訓練のヤツ!」
避難訓練で習う防災標語は『おかしも』。
お・・・押さない
か・・・駆けない
し・・・しゃべらない
も・・・戻らない
登下校時の防犯標語は『いかのおすし』。
いか・・行かない
の・・・乗らない
お・・・大声を出す
す・・・すぐ逃げる
し・・・知らせる
『いかのおすし』という言葉はしっかり覚えていても、それぞれの内容が微妙に覚えにくかったりするのですよね。時々、確認しておかないと。
いつも見守り下さりありがとうございます。これからも、子供たちが安心して過ごせる地域でありますように。
■出かける時のお約束・・・船橋市役所こどもホームページ
■防犯標語「いかのおすし」はいかに生まれたか・・・exciteコネタ
|
コメント
大阪や名古屋では、
『こども100番の家』って表示があって、
子供たちは学区探検などで、その家を確認してました。
『いかのおすし』や、『おかしも』なども、
幼稚園や小学校で習ってきました。
どれも子供を通じて初めて知りました。
たまに、パトロール中って看板のようなものをつけた、
自転車を見かけることもあります。
地域の方々が見守ってくれていると、安心しますね。
全国的には『こども110番』って呼ばれているところが多いみたいですよね。
入学したとき、ちび弟が「さらわれたらどうしよう〜」って、
とても心配してましたけど、ひまわりの家を確認してから
気が落ち着いたようです。
自転車防犯プレート、この地区にもありますよ!
ちび弟が、以前、知らない?人から話しかけられた時のことを
教えてくれたんです。
知らないおじいちゃんに「今度は二年生だね」って言われて、
無言で走って逃げたらしいんです。
おじいさん、ちょっとショックですよね。
それとも防犯意識のしっかりした子供と考えてくださったかなぁ?
心姫さんのところでも『おかしも』なんですね!
地域によって呼び方が少しずつ違ったりするんですよね。
子供を持つ親は、子供が自分の目の届かない場所にいる間は心配ですよね。
地域ぐるみで子供たちを見守ってくれるのってすっごくありがたいですね。
地域の絆がしっかりしていれば安心ですね。
どこにでも付いて回るわけにもいきませんものね。
子供たちの歩き方って、ふらふらしてますから、
安心はできないんですけどね。
このまま事故などありませんように・・・。