宿題に行き詰る小学一年生
冬休みが明けてしばらく経ちます。
気分はそろそろ新年度に向けて、ってところですね。
年末から少しずつ兆候があったのですが
すっかり、小1ちび兄が、宿題に苦手意識を持ってしまいました。
もともと、ちび兄の担任の先生が出す宿題の量は多めだと、
お姉ちゃんのいる先輩ママさんも言っていたのですが、
毎日、B4プリント裏表で、算数と国語の課題が出ます。
場合によっては、さらに計算ドリルと、漢字の書き取りがプラスされます。
宿題プリントを前にすると、
「もうだめだ。こんなにたくさんむりだ。できるわけがない。」
という絶望感におそわれるようで、
動悸・息切れ・気持ちの悪さを訴えたり、涙を流すこともあります。
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一番苦手なのが、漢字の書き取り。
まず、はじめるまでに、ため息。
ボク、ネツはかってみる、とか言うけど熱はもちろん無く。
一文字書いては、じっと見つめて、ごしごし消して、
途中まで書いては、またごしごし消して、他の字まで消してしまったり、
6Bの書き方鉛筆で書いた字が、消しゴムで上手く消えないと怒り、
プリントがぐしゃっとなったり、破れたりして、
もうできないと涙を流し。涙でプリントがまた波打ち。
書いては消し、書いては消し、なんですよ。
線と線がつながる部分が少し飛び出たのが気に入らない(0.1mmくらい?)、
線がうまくつながってない(私にはつながっているように見える)、
線の斜め具合や、線と線の間隔が気に入らない、
止める部分がはねた(私には見えない)、などなどなど。
で、本人がこれでOK、ってことにした漢字は
さっきと何が違うんだろう?っていう状態なのです。
こんなんなので、一文字5分は余裕でかかります。
ため息ついたり、泣いてる時間もあるので、ぜんぜん終わらない。
嫌になってきたら、休憩して遊ぶことにしているので、ほんとに終わらない。
おかあさんは、気にならないよ、
どこが悪いか分からないよ、伝わればいいんだよ、と言っても、
ボクはきになっちゃうんだもんっ!!!って言うんだから
納得いくまでがんばってもらうしか、ないでしょう。
すんなり進むときもあるんですけど、気になりだすと止まらない。
完璧主義。
うーん、私もそういうところはあるので気持ちは分かる。
分かる、分かるけど、とてもやっかい。
宿題やっときなよー、って放っておいたら
いつの間にか終わっていた状態は、楽だったなー。
今は、つきそい見守りの時間が長~い。
本人が、みまもっててって言うから、付き合います。
だからって、宿題をやらないのは、いやなんですって。
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最近は、それが算数にまで飛び火して、
計算は素早くできるのに、この数字の書き方、くっつく部分が気に入らないと
ごしごし、ごしごし消しまくってます。
冬休み明けには、気持ちの悪さを訴えて、宿題が終わらなかった翌日に、
本当に具合が悪いんじゃないか、インフルエンザ初期かも、と心配して
一日休ませてしまったこともありました。
学校でも、漢字の書き取り中に、涙を流したり、
放課後ルームで、宿題を前に、息苦しさを訴えたりしている時も
あるようです。
担任の先生と相談して、学校に行けなくなっても困るし、
一文字10個のところを1個でいいことにする、など、
できる範囲でOK、という話にはなって、
少しは気が楽になった部分はあるのですけど。
放課後ルームでも、宿題は気が向かないときは家でやればいいので
遊ばせてください、と伝えました。
この間あった学級懇親会で、子供の様子の報告という時間があって、
宿題の書き取りが消してばっかりで進まず、困っていると言ったら、
うんうんうんと頷いて、うちのお姉ちゃんもそうで、すごく困ったけど
今はもっと気にしなさいよ、っていう状態になったよー、って
言って下さるママさんもいたりして。
本人も、困ったなーっては思っているみたいです。
私は、細かいことは言わないようにして、
本人が、これでいいや、ってふっきれるのを待つばかりです。
とりあえず、昨日イオンで、トップバリュの
軽いまとまる消しゴム「2B~6Bのえんぴつで書いた字もよく消える」
というものを買ってきたら、すごくよくきえる!!!と
喜んでいたので、よかったです。
来年度もクラス替えはないそうで、宿題が減ることはなさそうです。
でもまあ、ある日、ふと、この状態から脱出できることでしょう。
たぶん。たぶんね・・・。
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コメント
小学校って担任次第で、ホント大きく違うみたいですね・・・。
授業とかも全然違うらしく、参観日は他のクラスを見ようと、
お母さん方、うろうろしてるらしくて・・・。
先生もプレッシャーでしょうに。(うちが行く小学校だけかな?)
丁寧なのは、本来褒められるべきことでしょうけど、
ここまで来ると、見てるほうが辛くなりそう・・・。
娘のお友達に、似た感じの男の子がいてるんですけど、
彼の字はビックリするぐらい綺麗で。
ちょっとは見習ってほしいです。
足して2で割ってほしい、って、いつもその子のママさんと話してます。
間違いなく、綺麗な字になるでしょうね。
文字だって、向上心が無いと綺麗にはなりませんもの。
うちの子はぜ~んぜん気にしません。
小学校で初めての通知表、他はぜ~んぶ二重丸
なのに書き取りの所だけ三角になっていて、
よく見ると○の上にちっちゃな紙を貼り、
その上に△が描かれてました。
先生も悩まれたようで、
「○でもいいと思いましたが、他ができているのだから
書き取りも頑張って欲しくてあえて厳しくしました。」
というようなことが書かれてましたっけ。
・・・・・・・・
でも、一向に字は綺麗にならないまま成人してしまいました。
今でも、小学低学年生の字にしか見えない文字を書いてます。
とにかくうちの下の子は、おおざっぱ!
真っ直ぐのものが斜めでもちっとも気にすることができません。
誰に似たのかしら・・・・?
なんだかちびちゃんの気持ちわかるなあ
私の小学1・2年がまさに こんな感じでして・・
完璧に出来ない自分が嫌になるというか
授業中に 折れ線グラフを書く事になり
皆が何枚も書いているのに 一枚も書けなかった
何と一枚目の 縦の線と横の線(L字型の)を
元の用紙の線をなぞって書くだけで 終わってしまったんです
定規を使って線をなぞるのに 少しのはみ出しも
許せず 何度も消しては書いたっけ
他の人から見てはみ出していなくても
自分的にははみ出してるんです
ちびちゃんの気持ち 良くわかります
先生はびっくりしてたけど
『○○は何でも丁寧だからなあ いいよ
その調子で頑張りなさい』と言ってくれてホッとしました
子供心に自分の不甲斐なさに落ち込みそうになるのを
先生の一言に助けられました
それからそういう部分を多々残しながらも
成長し無事 大雑把な大阪のおばちゃんになりました
二十歳くらいまでは部分的にそういう性格を残してましたね
乗り越えるのに本人の納得の問題だったので
紆余曲折が有りましけど
なんだか懐かしい少女時代を思い出しました
人間って面白いよね
心姫さん
比べられたら、確かにプレッシャーでしょうね~。
担任の先生は、クラス全体では字を丁寧に書こうね、
って指導をされていて、
おおざっぱなクラスメイトへの注意を
自分のことのように受けてしまっていたようです。
目がよすぎるんだねぇ、先生にも見えないと思うよーって
言ってます。
出来上がった字が、そんなにきれいなわけでも無かったり涙。
丁寧なことはいいことだと褒めつつ、ですねー。
担任の先生も、否定せず、個性を認めてくれているのが
ありがたいです。
ケメさん
きれいな字になってくれるといいですねー。
私も、小中学生のときは、そこそこきれいな字を書いてたのに
いまじゃすっかり乱れてしまいました笑。
下の子は、どうなるかなー。
みゆぴよんさん
少女時代の思い出ですねー。ありがとうございます。
きっと、定規で引いたえんぴつの線が
濃いところや薄いところがあったり、
太めだったり、細めだったりするのも
気になったんでしょうね。
線の始点や終点も。
いい先生でよかったですね。
小学校、特に低学年頃の先生が、
否定的で、それぞれの個性を認めてくれない方だと
ものすごく辛いことになりますもん。
私もけっこう神経質だったけど、
出産後、頭のネジが何本も抜けてしまった気がします笑。