ごま・給食制限一部解除
先日、保育園の給食の先生と、
今後の給食のごまの除去をどうするかという
相談をしてきました。
年中のちび弟は、一年ほど前にゴマアレルギーが寛解し、
ごま製品を食べても症状は出なくなったものの、
急に多量のごまを頻繁に食べさせることが不安で
給食での完全除去を続けていただいていました。
アレルギー症状の出なくなった、たった一人の園児のために、
日々、完全胡麻抜きメニューを作るということでは、
給食室の負担も大きいでしょうし、まったく制限を
外すのではなく、お互いに負担の少ない方法に
変えていけたらいいな、と考えてのことです。
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給食の先生のお話だと、ちび弟のために
ごま抜き給食を作る手順に慣れてしまったため、
(ゴマ油は最後に加える・ごまは最後に混ぜる
・途中でゴマを入れるものは一人分取り分けて別に作業する)
このまま完全除去を続けても、構わないとのこと。
でも、せっかく食べられるようになったんなら、
一人分取り分けて作業しているようなメニュー
(シューマイ・ラーメンなど)は、
除去なしにしていきましょう、という話になりました。
週の中で、中華など、ごま入りメニューの続くときは
続けて食べないように調整して下さるということです。
様子を見て、症状が出たり、悪化するようになった場合は
相談していきましょう、ということになりました。
先生方も、ごまが食べられるようになってよかったですね、
と、一緒に喜んでくださって、私も嬉しかったです。
*****
保育園の自転車での帰り道、ちび弟に
「これからは少しずつお給食にゴマが出るからね。
食べて大丈夫だからね。」
と言うと、
「なんで?」
と、とってもいぶかしげな顔。
「大きくなって、もう、ごまを食べても
かゆくなったり、ごほごほしなくなったでしょ?だから。」
「ふーん」
と、反応少な目でした。
本人の中で、ぐるぐる考えることがあったんでしょう。
家についたら、給食の先生から試食にいただいたおやつの
手作りのごま入り・ごま抜きせんべいを
どちらも、とてもとても嬉しそうに、もしゃもしゃ食べていました。
*****
先日、給食で皆と同じごま油入りラーメンを食べたそうです。
次の日、担任の先生に
「大丈夫でしたか?皆と同じの食べたんだよねー?」と
確認をいただき、
「大丈夫だったよね。皆と同じの食べられて、よかったね」
と、ちび弟に言うと、うんうんうんうん、と
たいそう誇らしげに頷いていました。
今まで「みんなといっしょのがたべたい」なんて
言っているのは、一度も聞いたことがないけれど、
ゴマアレルギーの症状が出るのは本人も怖かったらしくて、
除去中は、ごまが入っているものを食べたいなんて、
言うこともなかったけれど。
今になって、たまーに、ゴマの入った食べ物を、
嬉しそうに、誇らしげに、もしゃもしゃ食べている
ちび弟の顔を眺めていると、
しみじみと、涙がにじんできてしまうのです。
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◆働くママとアレルギーっ子の育児日記
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コメント
娘の同じクラスの子に、アレルギーの子がいて、
給食も除去が難しいらしく、
食べれるものは食べて、他はお母さんが作ってらっしゃいます。
なるべく、給食に出てくるものに似せたものを作ってるらしく、
とても大変だなぁ、と。
それでも、幼稚園はよく対応してくれてるほうだと、おっしゃっていて。
アレルギーっ子がいらっしゃるご家庭って、ホント大変だと感心してしまいます。
うちは今のとこ食品アレルギーはありませんが、
旦那は中学生になってから症状が出たといっているので、
まだまだ油断はできません。
ゴマアレルギーのお子さんって、だいたい他にも
アレルギーがあるみたいなんですよ。
小麦・乳・大豆・卵・ナッツ・魚卵とか。
米アレルギーまであると、本当に日々、何を食べさせたら
いいか分からない!っていう状態みたいで。
本当に大変だなぁ・・・と。
アレルギーは、いろいろ言われているけど
お母さんが気を付けていても、出る子は出るし、
何食べても出ない子は出ない。
子供のアレルギーを自分のせいにしてしまって、
気に病まないでほしいなぁ、って思うんですよね。
大人になってからアレルギー出る人もいるものね。
偏らず、なるべく添加物をとらず、でも気にし過ぎず、
で行くしかないのかなぁ、って。
無添加!無添加!身体にいいものだけ!っていう生活も、
息苦しいもの。