ビストロ面接
たまに、通りかかるところに、
小さなビストロがあるんです。
お昼時に、お店の前でランチボックスを
売っていて、そこで、アルバイト募集の
小さな張り紙を見つけました。
ランチボックスを買うついでに、店員さんに
アルバイト、募集、まだしてますか?
と、声を掛けてみました。
店長さんが不在ということで、
後で、電話しますという話になり、
夕方、約束の時間に電話してみました。
すると、さっそく、次の日に面接、と
いうことになりました。
勤務時間は、お昼時前後、でも
なるべく週5,6日入ってほしい話でした。
*****
次の日の午後、時間ぎりぎりに
Excelで以前作った履歴書の修正と、印刷を終え、
前年に撮った、履歴書用の写真を貼り、
自転車に飛び乗りました。
お店に着くと、感じのよい、仕込中の
アルバイトさんと、
料理人さんらしく、ちょっと気難しそうな
店長さんが、いらっしゃいました。
履歴書を手渡し、さっそく面接。
タイ料理屋と、紅茶専門店で経験があり、
PCが使え、製菓もできるというところに
とても興味を持っていただけたようです。
経歴に統一感がなく、転職歴が多く、
年齢が高めなところは、問題がなかったようで。
次に、子供たちと勤務日数の話になり、
なるべく、土日は避けたいけれど、
人がいないときは、出ます。
そして、週の全部を出るのではなく、
今まで、パートタイム派遣で
私がずっと働いてきた形である、
『シェアワーク』:二人で一週間を分担し、
お互い都合が悪いときは、融通し合って調整する
という勤務形態を提案してみました。
お店も、働く側も、
負担もリスクも小さいですよ、と。
店長さんは、なるほどね、
シェアワーク、いいですね、とうなづき、
では、そういった方をもう一人探してみましょう、
しばらく待ってください、と言ってくださいました。
さらに、こだわりのお客さまの話や、お店の話になり、
私、お客さまに近い、小さなお店が大好きなんです、
気難しいオジサマ、得意ですよ、なんて
アピールもしてみました。
10分程度で、面接終了。
なんだか、直前、慌ただしかったので
ちょっと強気の、素のままの面接でした。
勤務時間のわがままも言ってしまったし。
これで、受かればラッキー、
落ちたら、まあ、しょうがない。
そんなかんじで、結果待ち。
結果に、つづく。
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